【キッズデザイン賞受賞】障害のある児童の将来の「自立」に概要に、早期就労支援を狙いとした療育プログラムを展開する<放課後等デイサービス>を学研教育みらい一級建築事務所が環境設計・整備しました

学研教育みらい

2021.11.17

株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社学研教育みらい(本社:東京都品川区、代表取締役社長:小林 徹)は、自立の株式会社(本社:千葉県習志野市、代表取締役社長:川崎孝介)とともに、キッズデザイン賞に「キッズプライム 放課後等デイサービス」をエントリー、「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」で2021年度キッズデザイン賞(受賞番号210296)を受賞いたしました。

受賞概要

「キッズプライム 放課後等デイサービス」
障害のある児童の将来の「自立」を目標に、早期就労支援を狙いとした療育プログラムを展開する放課後等デイサービスを整備しました。自立の株式会社運営の就労A型の考え方を取り入れた療育の5つのテーマ(就労・SST・音楽・運動・個育)を軸に、子どもが療育プログラムを安全に展開でき、支援員が子どもたちを見守りやすい施設を学研教育みらい一級建築事務所が環境設計・整備しました。


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障害児のための空間づくりの概要をSSTの写真とともにまとめた画像です

設計の工夫

子どもたちが、⾒通しの⽴てやすい活動を⾏えるように場所ごとの役割(活動、遊び、運動、作業、休憩)が分かりやすい空間構造とし、⾊によるゾーニングでスペースの有効活⽤をしました。⾊彩計画は施設カラー2⾊の最⼩限で構成し、個性を作りつつも落ち着いた空間としました。⼦どもの安全性を確保するために、段差はなくして、クッション性の⾼い素材を使いました。専⽤庭を設け、⾒守りしやすく、コロナ禍でも安⼼して遊べる屋外活動の場を設けました。


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施設内での子どもたちの活動を写真とともにまとめた画像です

審査員からのコメント

「療育に関わる各種活動を行いやすいような空間構造を考え、色によるゾーニングなどソフトとハードの融合を試みている点が良い。将来に向けた支援を具体的に行う施設の提案は新規性がある。こうした取組をベンチマークとして、同様の活動が日常化してほしい。」

今後の展開について

これまでも学研教育みらい環境デザイン事業室では、園舎の設計でキッズデザイン賞を受賞(2014、2015、2016、2017年度受賞)してまいりましたが、療育プログラムを含む放課後等デイサービスへの取り組みは初めて。この受賞を受けて、これまで以上に、子どもたちと子どもたちの未来に向けて、デザインと環境設計を通じて貢献してまいりたいと思います。コラボレーション企画や、環境設計のご相談は学研教育みらい環境デザイン事業室まで。

【学研教育みらい】

園・学校を通じ子どもたちが心豊かに成長し輝かしい未来を築いていくことを願い、より良い商品・情報・サービスの提供による教育環境づくりへの貢献を掲げる、学研ホールディングスの教育ソリューション事業を担う会社です。幼保園、小・中・高等学校、大学、企業までの学びを一貫してお届けしています。園舎の設計等環境づくりをサポートする一級建築士事務所も社内に擁しています。
https://gakken-kyoikumirai.co.jp/

【自立の株式会社】

「利用者、利用児童はもちろんのこと保護者の思いに寄り添える支援を提供することで社会に貢献」との経営理念のもと、就労支援支援A型事業、放課後等デイサービス、知育玩具のサブスクリプションを展開しています。
キッズプライム放課後等デイサービス:https://kidsprime-ami.com/
知育玩具のサブスクリプション:https://chachacha-toy.com/