【受賞】サッカー本大賞2014 翻訳本大賞受賞!(学研教育出版)

学研プラスニュース

2014.03.13

『理想のために戦うイングランド、現実のために戦うイタリア、そしてイタリア人と共に戦う日本人』表紙画像です

『理想のために戦うイングランド、現実のために戦うイタリア、そしてイタリア人と共に戦う日本人』が、2013年に国内で発刊された全サッカー本のなかでもっとも優れた本を選ぶ「サッカー本大賞(出版社カンゼン主催)」のなかで、翻訳本大賞を受賞いたしました。

本書は、往年のイタリア代表FWにして、名門チェルシーの監督も率いたジャンルカ・ヴィアリと、イギリスのトップジャーナリストのG.マルコッティが執筆し、欧州で評判になった名著の待望の邦訳本です。
イングランドとイタリアというサッカー大国の両国でありながら、スタイルも戦い方もスピリットもまったく異なる両国の背景を、選手育成システムからクラブ運営、さらにはサポーター、審判などなど、当事者でしかわからない要素まで徹底的に比較し論じた本書は、高度なイングランドとイタリアの比較文化・社会論としても評価されています。
一方、日本代表監督は、イタリアの名将ザッケローニです。本書刊行に当たり、筆者はそんなイタリア人ザッケローニの能力と、それがいかに日本にふさわしいかの親和性まで語ってくれました。
著者は語ります。「欧州と南米以外の国からW杯王者が生まれるとしたら日本だと思う」と。W杯目前。どんな結果になるかわかりませんが、よりW杯を深く楽しむためにこの1冊を手元に置いてもらいたいです。

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・学研出版サイト http://hon.gakken.jp/book/2380005600